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会長コラム

東洋木材新聞さんに載せてもろてる「雑記帳」は、弊社会長の石原春男が、時事の話題や生まれ育った大阪の話など、多岐に渡るテーマを書き綴った「いっちょかみ」なコラムです。定期的に過去の連載記事をアップしていきますので、どうぞお楽しみに。

第251回  オリンピック  2017.10.24

本命が何時も入ってくれるなら馬で損をする人はいない。だが本命は配当が少ないから、大きいお金をかけないと日当にならない。これぞ絶対本命と鉛筆舐め舐めエイッと入れたのがスッコンと外れるのだからたまったものではない。それではと、大穴を狙ってもドブに金をほる様なものでこれも悔しい。馬はそんな事お構いなしにノウテンキにパカパカ走っている。ご存じ高知競馬のハルウララは百何十連敗の記録だが、人気は上昇し、九月の引退レースには日本のトップジョッキーの武豊騎手が乗るのだが、彼女は誰が乗ろうと誰が勝とうが負けようがハルウララという顔をしている。高知競馬場だけが創立以来の盛況に笑いが止まらない。

「勝負は時の運」。こと勝負に関して日本語には言い得て妙、含蓄の深い意味がある。アテネオリンピックの本命中の本命、柔道の井上康生選手の試合でも両方からかけた技が瞬間的にどちらかに有利に展開するのだから本当に紙一重で時の運だ。頑張って練習したのであろうが水泳女子800mの柴田亜衣選手の金などは、朝日新聞一面トップに「原石一気に頂点」と称賛していたが、之ぞ正にダークホースと言うのであろうか。

大体オリンピックの大前提は参加する事に意義あるのだが、日本にも全然歯の立たない予選落ちが沢山ある。陸上の百、二百の走り等は黒人女子のあのカモシカの様な足を見ていたらとてもじゃないが勝てる気がしない。だから参加する選手を送り出すまわりの人達もまぁ頑張ってこいや位の気持で良いのではないか。

ラジオの深夜便で若い人達のトークを聞いていると、オリンピックの見方も色々ある様だ。柔道の通訳の女の子がメチャ可愛かったとか、いや体操のプラカードを持って入場して来た女の子の方が可愛かった、いやロシアの体操の女の子の方がモデルやから顔も体も綺麗やった等々。こうなると世の男性もうかうかせずにしっかりテレビを見なければ・・・。こう言うユニークな見方は二世紀頃から出ている。
先日の毎日新聞の「余録」によると『より速く、より高く、より強く』と言う五輪の標語は、元々は高校のラグビーチームに与えられた言葉だったと言う。だとすればラグビーが五輪の競技種目から消えてしまったのはファンとしては残念だがスポーツの世界にも色々歴史のアヤはある。

『速く高く強く』と言っても人の力はたかが知れてると言うへそ曲がりも古くから居たらしい。二世紀頃、ギリシャのある医者は「ゼウスが総ての動物を集めて競技させれば、競争でも格闘でも人間は一人も栄冠は得られない。だから協議は無意味」だと言った。また三世紀のカルタゴの司教シブリアヌスに至っては「見よ、一人の裸の男が跳び、他の男が力をこめて円盤を投げる。これが何の名誉か、私は愚行と名付ける。子供騙しの意味の無い遊びがあるだけだ。キリスト教信者はこの中身の無い見世物は避けよ」と辛辣な批判をした。しかし勝負に一喜一憂しているから世の中平和なのであって、サッカー場で、あの島はウチのもんやとか応援団に美女を揃えて味方には万点の笑顔で声援を送り、日本の協議には知らん顔では困るんですがね・・・。


                                                 平成16年9月5日

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