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会長コラム

東洋木材新聞さんに載せてもろてる「雑記帳」は、弊社会長の石原春男が、時事の話題や生まれ育った大阪の話など、多岐に渡るテーマを書き綴った「いっちょかみ」なコラムです。定期的に過去の連載記事をアップしていきますので、どうぞお楽しみに。

第248回  最近の時の人  2017.8.4

第二次世界大戦の始まる寸前、日本の同盟国であるドイツに迫害されたユダヤ人が国外に脱出しようとしたがビザが取れないで難儀していた。時のリトアニアの領事代理・杉原千畝は敢然と、ナチスの魔の手から逃れようとするユダヤ人に、日本経由アメリカ行きのビザを発行したのである。

当時、戦時体制に入っていた軍部の事を考えると利敵行為に準じるこういう事は如何に恐ろしいか本当に命懸けであったと思う。杉原氏は引き揚げて来て間もなく辞任しているが、69年にイスラエル政府から「イスラエル建国の恩人」として表彰されている。誠に骨のある人である。

次に登場するのはイラク戦時反対の公電を外務省に打った前駐レバノン大使天木直人である。8月末、天木氏は竹内行夫外務次官から「あれだけの電報を書く位だから退職は納得の事だと思う」と書面を渡された。「願に依り本官を免ずる」と書かれていたが、依願退職ではなくて罷免であった。

その天木氏の言った事は@国連決議なしのイラク攻撃は何があっても阻止すべきであるA中東和平交渉は一日も早い再開が必要である。と言う2通の電報であった。天木氏の意見の通り今やイラク戦争は第二のベトナム戦争化しており、一方的に絨毯攻撃ともいかずアメリカならずともこのゲリラ戦はかなわないと思っている。それは兎も角、天木氏の様な骨のある外交官が一人でも居た事は本当に頼もしい。

総選挙で一時静まっているが道路公団の前総裁の藤井と言う人もまた凄まじい。官僚として最高位を極めた人が何故どうにも逃げ場のない喧嘩をしようとするのか。海千山千の人がよくもこんなに感情的になれるものだと思う。若い石原国交相の饒舌なパフォーマンスが腹に据えかねたのか、高級官僚としてのプライドに根差した自負心を抑える事が出来なかったのか、彼の様に腹の内を見られては喧嘩に勝っても負けても、分からずやのレッテルを貼られて今後誰も相手をしなくなるとは考えなかったのだろうか。

考えないと言えば中曽根さんも親子で拙い事を言ったものである。三人で二つの地盤を取り合って、中曽根さんには終身保証の比例代表の一位になって戴くからそこらで手を打って欲しい。と当時の加藤幹事長の提案でその場をしのいだのだが、そんな虫の良い事は世間では続かないのは当り前である。変転常ならぬ政治の世界でと言いたい。宮澤さんの様に総理がわざわざお越しになったのでお顔を立ててと言ったのは流石に賢い。だから中曽根さんもと言ったものの選挙が近づき後ろを向くと誰も居なかったと言う様な処で、政界も大分風向きが変わった様だ。

野中さんも中途半端な事をしたものだと思う。まだまだ立派に頑張れると思うのだが、この人の場合も今までなら二、三人が中に入ってまあまあ抑えてと言う処でまた元に戻ったのだが、皆さん自分の事で忙しいのか野中さんもお気の毒としか言い様がない。


                                                 平成15年11月20日

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